欧米先進国は生後60日以降の販売が当たり前の傾向にあり、ペットショップでの陳列販売は皆無に等しい状態です。欧米先進国の現状と日本の現状の違いは何処に有るのでしょうか?
大きくは環境の違いです。この環境の違いを知って賢い消費者(飼い主さん)に成ってもらいたいと思います。
● 子犬を陳列販売しない欧米諸国
欧米諸国のペットに対する愛護に対する法律は非常に厳しく、繁殖者、販売者に限らず、飼い主にも多くの責任や義務を定めています。
イギリスやドイツなどでは法律に定められていないにも関らず、ペットショップ自らが自粛しています。
その自粛とは、子犬・子猫の店頭陳列販売の事です。
欧米諸国で犬を家族と向かえるためには、保護施設に行き保護犬を迎える、もしくはブリーダーから家族に向かえる方法が通常です。
日本のようにペットショップは沢山有りますが、全てと言って良いほど生体陳列はありません。
フードや首輪にリード、オモチャや服などが販売されています。
子犬を欲しい方はペットショップで予約をして、ペットショップがブリーダーに交配を依頼します。
つまり、子犬を見て選ぶのではなく、犬を提供するペットショップを選んでいます。
● 繁殖場の違い
日本に比べて広大な土地を持つ欧米諸国では繁殖場の広さが大きく違います。
狭い日本では座敷の1部屋を繁殖場にするパピーミル工場もあります。
しかし欧米諸国では広い場所を使いノビノビと繁殖をしています。
当然育つ子犬にも大きな違いが出てきます。
日本に於いては都市部よりも地方にブリーダー様は多く存在します。
● 犬対する大きな違い
犬を日本人は『家族』と呼びますが、欧米諸国では『友達』と呼びます。
その違いから日本では子犬から犬を飼い始めることが当然のようになっていますが、欧米諸国では多くの方が保護施設から犬を迎えます。
子犬は45日あたりが最も可愛い姿をしています。子犬から育てる事が普通に成っている日本にとってはこの時期の子犬が一番売れていますが、その時期が遅れると大型犬はあっという間に大きくなりますし、ペットショップに於いては価格を下げないと売れなくなります。
そこで各ペットショップは可愛いうちに売りたいので、自分のところだけ子犬の為に2ヶ月齢を超えた犬を売ろう!と言うお店はなかなか存在しません。競争原理として不利になりますからね。
『家族』と『友達』の感覚の違いが犬の扱いの違いにも出ています。
『家族』と『友達』の感覚の違いにも1度目を向けてみてはいかがでしょうか?
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