不妊手術について
保健所に持ち込まれる中で「子犬が生まれたので引き取って欲しい」と言う方がおられます。
純血種には少ないのですが、MIX(雑種)に良く見られます。中にはお腹に子犬が居る事を判りながら保健所へ持ち込む方も居ます。
不妊手術とはオス犬では一般的に去勢と言い、睾丸(精巣)の除去です。簡単に言いますとタマタマを取ってしまいます。
メス犬では一般的に避妊と言い、卵巣と子宮、卵巣のみ、稀に子宮のみを摘出する事になります。
不妊手術(去勢・避妊手術とも言います)さえしておけばこんな事も起きないのですが。。。不妊手術について書いてみます。
★ 不妊手術の効果
一番の効果は必要以上の仔犬を繁殖せずに済む事ですが、病気予防や行動の分野にも関ってきます。
病気予防や行動から見ますとこれらの効果があります。
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オス犬 |
メス犬 |
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1.精巣腫瘍 |
1.子宮蓄膿症 |
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2.精巣上体腫瘍 |
2.卵巣腫瘍 |
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3.肛門腫瘍 |
3.乳腺腫瘍 |
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病気予防 |
4.前立腺肥大 |
4.鼠径ヘルニア |
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5.膀胱炎 |
5.子宮がん |
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6.腎臓感染 |
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7.残尿感 |
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8.内因性のストレス軽減 |
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1.縄張り意識の減少 |
1.発情(生理)が無くなる |
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行動 |
2.マーキングの減少 |
2.縄張り意識の減少 |
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3.闘争心の減少 |
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4.道路への飛び出しが減少 |
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効果と反面の作用もあり、不妊手術をする事で太りやすい傾向があります。
個体差もありますが、メス犬に良く見られます。
個人的ですが同じ男として取られるのはちょっと辛い気もします。
中には自然な物なのだから、無理して不妊手術に反対される方は居られるのは仕方がないとも思います。
当店お勧めのパグやフレンチブルドッグにボストンテリアは短頭種と言われ、鼻が短い犬種(鼻ペチャ犬)ですが、手術には獣医師さんも非常に敏感です。
なぜなら鼻ペチャ犬の麻酔事故は他の犬種に比べると非常に多いです。
特に肥満傾向のワンコは要注意です。肥満の結果、喉が脂肪で覆われて息が出来難い状態になっていますので、麻酔の後そのまま目を覚まさない事故があります。
信頼される獣医師さんを見つけてください。
★不妊手術の時期は?
獣医師さんによってはまちまちなのが現状です。
例としましてアメリカでは「生後3.5ヶ月から遅くて6ヶ月」が一般的になっているようですが、日本国内では「初回の発情が来てから」と言われる獣医士さんも居ます。
若いうちに手術する事で回復力が早い事や身体が丈夫な事もありますので、不妊手術をお考えの方は早い内が良いと思います。
★ 最後に。。。
不妊手術にはメリットもあればデメリットもあります。
男性がタマタマと取られる事に対する抵抗はありますが、女性の方が子宮を取られる事には抵抗は低いようです。
手術による弊害も事実としてありますので、獣医士さんとしっかり話しをした上で結論をだして頂きたいと思います。
ただ、不妊手術をしたからと言って100%行動面が解決出来るとは限りません。
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